Sculptor
use the stone mainly

AKETA Kazuhisa

主に石を主材とした作品作りを行っています

Recent Works

item1

「Remix」
個人蔵

item2

「Monday」

item1

「ヒルクライム」
個人蔵

「Sunday」

「アンカー【anchor】」

「遥かな 遠音...」

「出たね!」
個人蔵

「すいすいスイマー」

「ボクボクサー」

「朝のお勤め」

「ペロリン牛」

「電車ごっこ」

「すっとびタイガー」

About Me

【石で表現するということ】

石には沢山の種類があるが、彫刻に相応しい代表的な石種は御影石(花崗岩系)や大理石(石灰岩系)など。 私は主にその黒御影石や白大理石を使用。 硬さの特徴を簡単に例えると、御影石は硬いけど粘りの無い醤油せんべい、 大理石は柔かいけど粘りがある羊羹。 黒御影石は、研磨して磨けば黒くなり、より磨き上げれば、ピカピカになり、ノミなどで斫ったり、 突いたりダイヤモンドカッターなどの研磨後は白くなる。 フォルムだけでなく、線や点を描くなど、ひとつの石で白と黒を表現出来るという奥深さがある。 また、白大理石は、凹凸部分に当たる光の陰影でフォルムを表現する。柔らかな印象の作品に仕上がる。 近年は、黒御影石に真鍮などの金属を使用。 石だけでは表現仕切れなかった強さのある「線」を表現出来る様になった。 今後も更に具体的で、そして繊細な表現の可能性に挑戦していきたい。

I want to make the work which I seem to laugh at unexpectedly.

石との出会いは大学時代。専攻を金属にするか、それともなかなか思い通りに扱う事の出来ない石を選ぶか・・・迷った末、 最終的に石に決めた。 その決め手は、地球の欠片、地球そのものの一部を扱えるという素晴らしさ、雄大さ、そして強さに引かれたからだ。 それでも制作加工時に騒音や粉塵などがかなり出てしまう為、当初は在学中だけ石彫を学べたらという気持ちだったが、結局、石彫刻が面白くはまってしまい現在に至る。

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